集成材とは?人工木材としての特徴を無垢材と比較して解説

木のぬくもりを感じる家づくりは、多くの人に愛されています。
一口に木材といっても、その種類は様々ですが、近年、強度や加工のしやすさから注目されているのが集成材です。
天然の木材である無垢材とは異なる特性を持つ集成材は、現代の建築において重要な役割を果たしています。
今回は、集成材とはどのような木材なのか、そしてその特徴について詳しく見ていきましょう。

集成材とは何か

複数の板を接着剤で貼り合わせた木材

集成材は、天然の木から切り出した複数の板材を、乾燥させた後に接着剤で貼り合わせて作られた木材です。
木材の持つ特性を活かしつつ、人工的に強度や品質を安定させた材料といえます。

無垢材とは異なる人工木材

無垢材が1本の木からそのまま切り出された自然の木材であるのに対し、集成材は複数の木材を組み合わせて作られる人工木材です。
この違いが、集成材の持つ独自の特性を生み出しています。

集成材の主な特徴

強度や品質にバラつきが少ない

集成材は、複数の木材を組み合わせることで、あらかじめ強度や品質を設計することが可能です。
JAS規格(日本農林規格)によって品質が管理されており、強度や品質の安定性が確保されているため、均質で信頼性の高い材料として利用されています。

変形や割れが起きにくい

加工段階で含水率が調整され、念入りに乾燥されている集成材は、無垢材に比べて水分による反りやゆがみ、割れなどが起こりにくいのが特徴です。
これにより、建築後の変形や隙間が生じにくいというメリットがあります。

無垢材より安価で扱いやすい

複数の木材を無駄なく使用できるため、一般的に無垢材よりも安価に入手できる集成材は、コストパフォーマンスに優れています。
また、品質が安定しており加工もしやすいため、建築現場だけでなく、様々な用途で扱いやすい材料とされています。

まとめ

集成材は、天然の木から切り出した複数の板材を接着剤で貼り合わせて作られる、人工木材です。
天然の無垢材とは異なり、強度や品質にバラつきが少なく、変形や割れが起きにくいという安定した特性を持っています。
これらの特性により、建築後の品質維持がしやすく、また、無垢材に比べて安価で扱いやすい点も大きな魅力です。
住宅の構造材から内装材まで幅広く利用される集成材は、現代の建築において欠かせない素材と言えるでしょう。
木材選びの際には、集成材が持つこれらの利点も考慮して、目的に合った素材を選ぶことが大切です。

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